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天満は、大阪的な街なのか…?

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 さて、現在(2019年7月)発売中の雑誌『ミーツ・リージョナル』は天満特集。
 3年半ぶりの企画なので、「やっと!」なのか「またな!」なのかは、人によるとは思いますが、今の『ミーツ』にとってキラーコンテンツなのは間違いない。

 大阪の天満、と言われてもピンとこない人も多いかと思いますので、軽く説明を。まず、地理的には、大繁華街の梅田のひと駅東隣。環状線で2分ほどでしょうか。JR大阪駅から天満駅まで歩いても20分くらい(他エリアの人からすると大混乱する、梅田と大阪の混同っぷりについてはいずれまた)。
 
 梅田から、見えているといえば見えています。東京で言えば、東京駅と新橋くらいの感覚と言えばわかりよいかもしれません。

 そんな天満ですが、高層ビルが建ち並ぶ梅田とは対照的になんだかよくわからない低層ビルがゴッチャリと密集しています。そして、日本一長いと言われる天神橋筋商店街があります。天神橋1丁目から8丁目までを貫く約2.6km。梅田から天満までより長い。ここは、テレビの街頭インタビューをやたらやっているので、見たことある人も多いかと。街頭インタビューでオモロイ事を言う(言わされてる)人が多いのも、天満っぽいかもしれません。

 もともと市場があり(今もあります。ゆえに、昼前後は仕入れに来ている梅田や難波の飲食店さんやシェフと遭遇することもしばしば)、ミナミの黒門(魚を扱う)に対して、あおもん(野菜)市場だったという歴史的背景も。そんな市場まわりも時代の趨勢でシャッターが増えて、そこに飲食店が入ってきてというのが今の食の街となった天満につながります。

 ゴチャゴチャと入り組んだ路地に、小さな店がひしめいている。天満を分かりやすく言うと、こうなるでしょうか。コバコで立ち呑みも多いことから、ハシゴするには最適の酒場です。街全体が酒場というか、一時流行った屋台村みたいな感じです。1~3人くらいで、ブラブラとハシゴ酒すると、とても調子が良い。逆に、4人以上になると、途端に手札がなくなってしまうのも天満の特徴かもしれません。そもそも混んでるので、一人か二人なら、無理にギュッと入れてくれたりします。あとまぁ、キャラが濃い店が多いのですが、ミナミほど3D感はなく、ほどよい距離感が心地よい。そのへんも観光客として来るにも丁度いいのかな、と思います。
一度、山手線で「今度、大阪出張したら天満行こうよ」と言っているサラリーマンを見ました。大阪で飲むなら天満へというのが広まっているんですかね。

ただ、天満が大阪的か? と言われると、それは違う気がします。大阪に天満みたいな街は他にはないから。一番近いのはウラなんばかもしれませんが、それでもやっぱりあの独特の密集感はないと思います。
天満には天満にしかない雰囲気があるから、「天満で飲もうよ」ってなるんですよね。なんで、確かに大阪っぽい雰囲気を感じるのも分かる気はしますが、それでもやっぱり、「天満みたいな街は、他にはないで」と、言ってしまう。

実はコレ、街だけじゃなく今の時代を表すことなんじゃないかと。
そこにしかない、そこにいかないと体験できないこと、というのが。

なんだか真面目な話になってしまいましたが、天満はとにかく楽しい街なので、あれこれ考えずに流れに任せてハシゴ酒するのがいいと思います。(なんのこっちゃ)

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この記事の執筆者

竹村 匡己

Masaki Takemura

SAVVY編集長

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SAVVY編集長。出生地は京都は伏見。でも、稲荷的な伏見ではなく山のほう。保険会社のSEを経て、京阪神エルマガジン社入社。エルマガジン、サヴィ、リシェ、ムックと転戦し、ミーツ編集部へ。MeetsRegional編集長(五代目)を経て、再びサヴィ編集部に。2019年9月より現職。タイニーでショートカットな女の子に弱いです。

この記事の執筆者

SAVVY編集長。出生地は京都は伏見。でも、稲荷的な伏見ではなく山のほう。保険会社のSEを経て、京阪神エルマガジン社入社。エルマガジン、サヴィ、リシェ、ムックと転戦し、ミーツ編集部へ。MeetsRegional編集長(五代目)を経て、再びサヴィ編集部に。2019年9月より現職。タイニーでショートカットな女の子に弱いです。

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